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イベント2024.04.15第8回トロント日本映画祭にて「最優秀作品賞」を受賞した前作『洗骨』以来6年ぶり、照屋年之『ガレッジセール・ゴリ』監督最新作映画「かなさんどー」製作発表

4月21日(日)に、ガレッジセール・ゴリこと照屋年之監督の最新作「かなさんどー」の製作発表と、当日のレッドカーペットにも出演者である、照屋監督、松田るか、堀内敬子、浅野忠信の歩行が決定しました。
最新作「かなさんどー」は来年2025年新春に沖縄先行、その後東京をはじめ順次全国公開が決定、テーマは“親子”です。

2018年に制作した照屋監督『洗骨』は、モスクワ国際映画祭、上海国際映画祭各国の映画祭に出品され、日本映画監督新人賞を受賞、また第8回トロント日本映画祭にて「最優秀作品賞」を受賞しました。
そんな照屋監督6年ぶりの長編最新作である映画「かなさんどー」は、自身が生まれ育った沖縄を舞台に豊かな風土と文化、そして照屋監督が持つ独自の死生観が織りなす「寛容のこころ」があふれる、ヒューマンドラマ。
最愛の母を亡くした娘の美花と、その父の悟と再生を丁寧に描いています。
タイトルの「かなさんどー」は沖縄の方言で「愛おしい」を意味し、「どー」をつけることで「愛してるよ」「好きだよ」というストレートな愛の告白の言葉になっています。

主人公の赤嶺美花役は「仮面ライダーエグゼイド」のヒロイン役やドラマ「賭ケグルイ」でも演技が原作の再現度が高いと話題となった松田るか。
母親・赤嶺町子役を、ドラマ・映画数多くの作品に出演する名バイプレイヤーの堀内敬子が、父親・悟役を国内外の様々な作品に出演し、現在配信中の「SHOGUN」(ディズニープラス)でも話題となっている名優・浅野忠信が演じます。
来年の映画公開を前に、4月20日・4月21日に開催される「島ぜんぶでおーきな祭第16回沖縄映画祭」にて照屋年之監督、主演の松田るか、母親役の堀内敬子、父親役の浅野忠信ほか、主要キャストが、レッドカーペットに参加することが決定。
4月21日(日)には本作の製作発表と、照屋年之のこれまでの作品を振り返るイベントも開催されます。
照屋監督の今作に対する思いや、沖縄映画祭との関わり、キャストたちも参加し、「かなさんどー」の魅力を語ります。

映画『かなさんどー』製作発表/照屋年之監督・特集イベント

【開催日時】4月21日(日) 16:10〜
【会場】那覇文化芸術劇場なはーと大スタジオ
【登壇者】照屋監督、松田るか、堀内敬子、浅野忠信、Kジャージ、前川守賢(民謡歌手:かなさんどー作詞・作曲)、福田淳(製作総指揮)

≪照屋年之監督コメント≫
人は「後悔の念」を抱きながら老いていく。死に際に、もし「許し」が得られたのなら、、、。
「人の死」をどう見送ってあげるのか?「許し」という愛のかたちを僕なりに表現してみました。
それぞれのキャストが演じる「愛おしい人物たち」。彼らの人生観に共鳴し、それぞれの人物を「かなさんどー(愛してる)」していただけたら僕は幸せです。


映画『かなさんどー』

監督
脚本照屋年之
出演
松田るか、堀内敬子、浅野忠信、上田真弓、Kジャージ、松田しょう、新本奨、比嘉憲吾、真栄平仁、喜舎場泉、金城博之、岩田勇人、さきはまっくす、しおやんダイバー、カシスオレンジ仲本、A16
製作総指揮
福田淳
製作
「かなさんどー」製作委員会(スピーディ、吉本興業)
製作幹事
スピーディ
制作プロダクション
キリシマ1945、鳥越事務所
配給
パルコ

ストーリー

最愛の妻・町子(堀内敬子)を失った父・悟(浅野忠信)が年齢を重ねるとともに認知症を患っていた。
母が亡くなる間際に、SOSの電話を取ることのなかった父親を許せずにいるが、職をなくした娘・美花(松田るか)は沖
縄に帰ってくる。父との関係を修復しようとしない美花だったが、生前に母がつけていた日記を見つけ、紐解いていくと、知
らなかった夫婦の過去、そして母の想いを知り、ある決意をするー。その先には思いもよらない感動の結末が待っていた。

©「かなさんどー」製作委員会